失恋ふりかえり日記帳

25歳で初めての大失恋。もがいています。

3/31 後悔し、涙する

あるきっかけで、元カノのことをまた考えていました。別れた後、元カノと揉めた時のことが思い出され、あれは、元カノの大事にしていたものに対して酷いことを言った、ということなのだ、ということが急に理解されました。お読みの方には何のことだか分からないと思いますが、元カノのためを思って、その大事にしているものを辞めるように、やや強めに言ったのです。元カノが抱えている問題がいくつかあり、その主因が、元カノが大事にしている当のものであるように思えたからです。

なぜそのようなことを言ってしまったのだろう、と思い、涙しました。

 

また、元カノは自分と付き合うなかでさまざまなことを諦めていったのではないか、とも思いました。自分と元カノの恋愛は、元カノの自分に対する長い片思いから始まりました。付き合うことができた当初、元カノは自分との末長く幸せな未来を思い描いていたのだと思います。しかし、自分が自分であることに拘泥して、元カノが喜ぶことのいくつかをしてあげられなかった。そればかりか、将来が不安定になるような構想を告げ、彼女の思い描いていた未来を破壊してしまった。元カノの期待が弾けて大きなつらさに変わる瞬間を想像して、とても胸が苦しくなり、涙しました。

 

付き合う前、自分は生きている限り自分でなくてはならない、自分であるという実感のもとに生きていかねばならない、と思っていました。自分であった結果として誰かと関係が途絶えても、それは仕方がない、と思っていました。

でも、付き合ってから、元カノといる幸せのためなら、全てがどうでも良くなっている自分に気がつきました。元カノの幸せのためならどんなことでもしたい、と思っている自分がいることに気づき始めました。

しかし、自分と元カノが別人である以上、自分が自分であることを貫けば、元カノを喜ばせる全てのことを実現することはできません。また、元カノが好きになったのは、元カノと迎合する自分ではなく、自分として生きている自分だろうと思ったのです。元カノのためなら自分などどうでもいい、という自分と、自分として生きるという自分が葛藤し、結局、自分は自分であることを貫き、結果として事前の覚悟通り、元カノとは別れたのです。

 

でも、別れたあとも、ずっと元カノのことを考えているのです。未練や執着が薄まった今でも、元カノはずっと大切な人のままなのです。大切な人をもっと大切にできたのではないか、そうすべきだったのではないか、という気持ちと、自分が自分として生きねばならない、という気持ちの間で、身体が引きちぎられそうです。

大切な人の思い描いていた未来、期待、幸せを奪ったということが、今の自分にとってとても辛いです。別れを切り出した元カノの心情を考えても涙が出てきます。もっと幸せにさせてあげたかった、かつて元カノが思い描いたように、ずっと一緒に、幸せな日々を歩んでいきたかった、と、そう思っています。