失恋ふりかえり日記帳

25歳で初めての大失恋。もがいています。

5/16 永遠に元カノを引きずり続けるのだろうか

気がついたらフラれてから4ヶ月以上が経っていた。あっという間だった気もするが、その間ずっと苦しみ続けてきたのも確かである。あっという間だったというより、真っ暗な中を何も見えないまま進んできて、気がつくと4ヶ月分進んでいた、というほうが近いかもしれない。

ただ、4ヶ月分進んだ、といっても、それは過ぎた時間の話であって、距離としては全然遠くに行けていない気がする。未だに自分は元カノを引きずっている。元カノに一番愛されていた時期のことを思い出し、あの愛がもたらした幸せをこの先味わえることがあるだろうか、と思い、悲しい気持ちになる。簡単な反証はそうできる確信を持つことだが、モテるタイプでもモテたいと思う性質でもないので、少なくともこの短期間にはなかなか難しい。

あの素晴らしい愛をもう一度」という曲があるが、自分の心境はこの曲に集約されていて、これ以上自分が何か書く必要はないのではないかと思うほどである。

客観的に見れば、元カノはやや困った人であって、性格も極めて良いというわけではなかった。それがわかっているのに、付き合う中で元カノの素晴らしさを見つけてしまったがために、そしてそれがフラれるという行為によっても裏切られなかったがために、そのまま自分の胸の中で輝いていて、苦しい。

 

元カノに醒めることができないのは、元カノのいい部分も悪い部分もひっくるめて、トータルとして元カノの素晴らしさを見出してしまったからだろう。元カノという人間そのものが好きだった。人間そのもの、などという大層な見立てに自分の勘違いが含まれていればよかったが、この見立てを元カノは裏切らないまま別れてしまった。元カノは、自分が見立てた通り素晴らしい人だったのだ、と、今の自分は結論せざるを得ない。

 

新しい人間関係も生じつつあるなかで、いつまでも元カノのことを引きずるのは申し訳ないことだと思う。そう思ってみても、元カノの記憶が急に輝きを失うことはない。いつか時間が記憶を色褪せさせてくれるのだろうか。そうなることに、自分は耐えられるだろうか。